DENTURE METICULOUS 入れ歯へのこだわり

#01

入れ⻭作りのポイント

快適な噛み心地を実現するための
型採りの重要性

入れ⻭作りで最も重要なのは「型採り」です。正確な型採りをしなければ、口を動かしたときなどに入れ⻭が微妙にズレたり、外れたりしてしまいます。そうなると食事がしにくくなりますし、入れ⻭のズレを抑えようとして舌や頬を緊張させることも。このようなトラブルを避けるためにも、慎重に型採りをしなければなりません。
当院では、型取りの精度を高めるために、事前に口の動きを正すトレーニングを指導しています。⻭が抜けた状態で⻑く過ごすと、口の筋肉や顎の関節の動きが自然と小さくなりがちです。その状態のまま型採りをしても、しっかりとフィットする入れ⻭は作れません。事前に噛み合わせを意識しながら筋肉と顎のトレーニングを行い、舌や頬の動きを正常に戻してから型採りすることが、質の高い入れ⻭を作るために重要です。

#02

一人ひとりの
⻭茎の状態に合わせる

仮の入れ⻭を食事などの
実際の口の動きに合わせて調整

当院では、患者様の⻭茎の状態に合わせた入れ⻭の作成にこだわります。型採りの段階で⻭茎をきちんと覆えていなければ、その後の工程をいくら丁寧に行ってもズレを埋められません。本当によい入れ⻭を作るためには、型採りからひとつひとつのステップを正しく踏む必要があります。
そこで当院がおすすめしているのが、自由診療による入れ⻭治療です。自由診療の場合、仮の入れ⻭を作った後に実際に食事などをしてもらい、その際の口の動きに合わせて入れ⻭を再調整できます。最終的な入れ⻭は、調整後のデータを元にして作るため、口内にフィットする高品質な入れ⻭が完成するのです。一方、保険診療の場合は完成前の微調整ができないため、人によってはフィットする入れ⻭を作れません。

#03

口の動きに合わせた調整とは

変形する⻭茎に
きちんと合う入れ⻭を作る

自由診療の入れ⻭治療では、仮の入れ⻭を作った段階で入れ⻭の形を調整できます。患者様には仮の入れ⻭をつけた状態で食べ物を食べてもらい、⻭茎に衝撃がかかった際の口の動きを細かくチェック。口を動かしてもズレにくく、痛みを感じることもなく、しっかりとフィットする状態になるまで調整を繰り返します。
このように仮の入れ⻭を作る段階できちんと調整を行えば、最終的な入れ⻭を入れた後に何度も調整をしなおす必要がありません。一方、保険診療の場合は作成途中の微調整ができないぶん、入れ⻭の完成後に調整が必要で、調整できる範囲にも限界があります。⻑い目で見れば、自由診療の入れ⻭を選んだほうがメンテナンスの手間を省きやすく、高品質な入れ⻭を作りやすくもなるのです。

  • アルタードキャストテクニック
  • ダイナミック印象(総義歯)
  • ダイナミック印象(部分入れ歯)
  • アルタードキャストテクニック:口に合った金属の入れ歯のフレームを作り、そのフレームを利用して咬んだ時の歯茎の粘膜の型を取る方法。
  • ダイナミック印象:舌や頬の動きを配慮し、お口の中の複雑な形の型取りを行います。仮の義歯を患者さんに使用してもらいながら、義歯の微妙な形を修正していきます。ダイナミック印象の特徴としては、この時期に時間と回数をかけます。
#04

入れ⻭のケアや修理も
お任せください

完成した後の調整もできる
安心サポート

入れ⻭を作っただけでおしまいにするのではなく、その後のケアや修理まで真心を込めて行っていることも当院の特徴です。入れ⻭のお悩みとして多いのが「痛み」ですが、⻭茎になじむように微調整することで痛みがなくなり、ストレスを感じずに食事ができるようになります。痛いまま放置していては決して⻭になじみませんから、些細な痛みや違和感だとしてもお気軽に調整をご依頼ください。
高齢者の方など、ご本人の通院が難しい場合は、私が患者様のご自宅を訪問して入れ⻭を調整することも可能です。また、ご家族の方に当院まで入れ⻭をお持ちいただき、手直しを行った後にお返しすることもできます。患者様の状況に応じて柔軟な対応ができることが当院の強みです。

入れ⻭治療期間は
ご家族の支えが重要です

入れ⻭の治療期間中は、患者様ご自身の頑張りだけでなく、ご家族など周りの方々の支えも重要です。当院の自由診療はやや特殊で、口の周囲の筋肉や粘膜の動きを見ながら型採りを行っています。これは多くの方が経験してきた入れ⻭の治療法ではなく、入れ⻭が完成するまでに時間もかかるため、患者様は治療期間中に不安を感じるかもしれません。こういった場合にご家族にサポートいただくと、その後の治療がスムーズになります。
特に患者様がご高齢の場合やお子様の場合、ご家族から「明日はこういう治療をするよ」と事前にお伝えいただければ、患者様に安心して治療を受けていただけます。食事をしながら仮の入れ⻭の様子を見る際も、ご家族と一緒なら「昨日より硬いものを食べたらどうなるか」などの工夫・確認がしやすく、質の高い入れ⻭を作りやすくなるのです。

入れ⻭の専門医がつくる
あなたのための入れ⻭づくり

入れ⻭が合わない、
入れ⻭を入れるのに抵抗があるとお悩みの方へ

入れ⻭に関する不安・不満をお持ちの方は、いき⻭科にご相談ください。当院は入れ⻭や被せものを作る・入れる⻭科治療を専門的に行う補綴(ほてつ)専門医です。以下のようなお悩みをお持ちの方は、お気軽にご相談ください。

  • 咀嚼するときに痛くて噛み締められない
  • 入れ⻭と⻭や⻭茎の間にゴミが挟まる
  • 入れ⻭が落ちてしまう
  • しゃべりにくい
  • 好きなものが食べられない
  • 熱さや冷たさがわかりにくい
  • 入れ⻭がすぐ壊れる・変形する

5つの安心ポイント

  • ⻭科医のたった1.6%の専門医が診療
  • 1から全て作製しているので、壊れても元通りに修復できる
  • お試し入れ⻭で、付け具合を試せます
  • 噛み合わせによる全身への影響を考えた診療
  • マイクロスコープで入れ⻭の適合具合を確認し、しっかりと噛める入れ⻭を作製します

入れ⻭をすることによっての
不安

入れ⻭にすると発音が悪くなる、
話しづらくなるのでは?

「入れ⻭にすると発音しにくくなる」といった噂を聞いたことはないでしょうか。残念ながら、入れ⻭治療を行った人の中には、実際にそのようなお悩みを抱えている人もいます。これは口に入れ⻭が分厚すぎたり、口の形に合っていなかったりすぐことが原因で起こる問題です。
お金と時間をかけて入れ⻭を作っても、そのせいで話しづらくなってはストレスを感じますし、コンプレックスの原因にもなりかねません。特に人前で話す機会が多い人は、入れ⻭治療に不安を覚えやすいでしょう。

入れ⻭にすると
顔が変わってしまう?

入れ⻭治療を受けたご家族やご友人の中に、口を開けたときに銀⻭がキラリと光ったり、噛みにくそうに口を動かしたりしている人はいないでしょうか。治療方法によっては、入れ⻭を入れたことで見た目が変わってしまう人もいます。これまでの人生で当たり前だった顔が変わることに恐怖心を覚えるのは当然のことですし、悪い意味での見た目の変化はコンプレックスにも直結する無視できない問題です。

⻭が少ないままだと、
認知症のリスク1.9倍

日本⻭科医師協会がまとめた「現在⻭数と健康寿命」によると、⻭が少ない状態のまま放置した人は、そうでない人と比べて認知症の発症リスクが1.9倍も上がるとされています。⻭が少ないまま放置すると、虫⻭菌が全身を巡って脳を侵し、やがて認知症などの重大な問題を引き起こすと考えられているのです。健康寿命を延ばし、いつまでも元気で過ごすためにも、抜けた⻭をそのままにしておくことはおすすめできません。

良い入れ⻭を作ることで
入れ⻭へのお悩みを解決します

入れ⻭を作る・使うことに対して、恐怖心や不安を覚えるのは当然です。しかし「しゃべりにくくなる」「見た目が変わる」などの問題は、良い入れ⻭を作りさえすれば起こりません。いき⻭科医院では、これまでにお伝えしたトラブルを避けられる高品質な入れ⻭をオーダーメイドで作成できます。認知症などの重大な病気のリスクを抑えて、年齢を重ねた後も健康な生活を送るためにも、ぜひ当院での入れ⻭の作成をご検討ください。

入れ⻭を作る際の注意点

  • 合わない入れ⻭、
    何度も作り直すことに・・・

    合わない入れ⻭を作ってしまい、痛みや違和感に耐え切れず、入れ⻭の作り直しが必要になる可能性が高くなります。残念なことに、この流れを何度も繰り返してしまう人は少なくありません。「食べにくい」「噛んでいる途中で外れてしまう」「頬や舌を噛んでしまう」など、合わない入れ⻭に悩んで当院にご相談いただく患者様は大勢おられます。入れ⻭を安く作るために保険診療を選んだ結果、⻑期的に見て逆に高い費用を払う羽目になる人は多いのです。

  • 入れ⻭は痛いもの・・・?

    「入れ⻭は痛くて当たり前」という間違った認識をお持ちではないでしょうか。口内にフィットする高品質な入れ⻭を作れば、痛みや違和感に悩まされることなく、入れ⻭を作る前と同じように食事を楽しめます。なぜ入れ⻭やその周りの⻭・⻭茎が痛むのかといえば、それは合わない入れ⻭を使っているからです。そのまま我慢して過ごしていると、食べたいものが食べられなくなり、やがて食事そのものがストレスになって、毎日の楽しみを失ってしまいます。

  • 合わない入れ⻭は、
    全身の
    健康にも影響することも…

    合わない入れ⻭を使うことで生じる不具合は、口腔内だけに限りません。先述したように認知症の発症リスクが上がることがすでにわかっていますし、肩こりや頭痛を引き起こす原因にもなります。噛む力を失うことや、虫⻭菌が全身を巡ることで、あらゆる箇所にダメージが及ぶ可能性があるのです。身体面だけでなく、精神面に影響が及ぶことも問題でしょう。「食事を楽しめない」「口を開けるのが恥ずかしい」などの問題により、コンプレックスにも苛まれてしまいます。

  • ぴったり合う
    入れ⻭を作って解決!

    入れ⻭の専門家であるいき⻭科医院が大切にしているのは、患者様ひとりひとりにピッタリと合う入れ⻭をお作りすることです。口腔内になじむ入れ⻭を作れば、先述したような問題に悩まされることがありません。入れ⻭作りに不安を抱えている方や、現在使っている入れ⻭に不満をお持ちの方は、ぜひ当院にご相談ください。

なぜ自由診療は
費用が異なるのか

時間をかけ、
より丁寧に作製いたします

自由診療の料金が高い理由は、保険診療より多くの工程で入れ⻭を作るためです。入れ⻭の制作に手間がかかるぶん、料金も高くなってしまいます。
保険診療には国の予算が使われるため、最低限の治療にしか適用できないのが現状です。自由診療はその代わりにより装着感が良く、痛みを感じることもない、高精度な入れ⻭の制作に期待できるのです。当院でも妥協せず入れ歯の作製をしておりますので、是非より良い入れ歯をお探しの方はご相談くださいませ。

丈夫で快適な入れ歯の作製

入れ歯の型取りを重要視しておりますので、お食事や会話の際、違和感が少なくなるように薄い入れ⻭を作ることもできます。見た目もより自然で、口腔内にフィットしているためより割れにくい入れ歯を実現します。保険適用ができず、治療費はやや高額になりますが、審美性・機能性に秀でた入れ⻭を作れることがメリットです。

自由診療で「より良い入れ⻭」を実現します

いき⻭科医院でおすすめしているのは、保険診療よりも飛躍的に性能を高められる「自由診療」の入れ⻭です。自由診療では、より時間をかけて丁寧な入れ⻭を作れるほか、保険診療では使えないオリジナルの手法も自由に取り入れられます。これにより、「見た目が変わる」「食事の度に痛む」といった問題を防ぎやすくなるのです。
費用だけを比べると、より安い保険診療に魅力を感じるかもしれません。しかし「食べる」「話す」「コミュニケーションをとる」といった先々の生活を見据えたり、微調整や作り直しをせずに済む確率が上がったりすることを加味すれば、自由診療との差額は決して大きなものではないはずです。

当院の入れ⻭の症例を
ご紹介します

当院で実際に入れ⻭治療を受けた方にご協力いただき、治療前・治療後を比較できる症例写真をご用意いたしました。口腔内の状況には個人差がありますが、ご自身の⻭を治療する際の参考としてご参照ください。
※本項目で掲載する症例写真は、すべて当院で治療を終えた患者様から掲載許可をいただいたものです。
※一部のトリミングを除き、掲載している画像には一切加工・修正を施しておりません。
※本項目で掲載している治療例は、すべて患者様特有の症例を治療したものであり、ほかの患者様の治療結果を保証するものではありません。

入れ歯の
症例紹介

入れ歯

下顎の総入れ歯

Before

After

主訴 下の入れ歯が痛くて、食べられない
診断名 下顎義歯不適合による咀嚼障害
下顎顎堤高度吸収(下顎の土手、かなりなくなってます)
費用 健康保険 + 調整それなりの回数
備考 7年前に当院で、上顎に部分入れ歯、下顎に総入れ歯を作りました。
その後、通院中断。
最近、下顎の総入れ歯が合わなくなり、近医で新しく作り直したが、痛くて物を食べられない。
かなり高齢のため、健康保険で、できる限りの入れ歯を作りましょうとなりました。
調整の回数はかなり多くなりましたが、何とかここまで食べられるようになりました。
上顎は、7年前に作った部分入れ歯です。

土手が殆ど無いので(ほぼまっ平)、
かなり難易度の高い治療になります。

今回は健康保険でここまで回復できましたが、
正直に言って、このように難易度の高い土手の場合、
健康保険で治せるとは限りません。
残念ながら。。。。


食べている最中の動画で見てください。
患者さんの了解済です。
というか、遠慮なく、見せてあげてと、UPすることに快く了解してくました。(感謝。。。)
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