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院長ブログ

部分入れ歯の印象方法のいろいろ

部分入れ歯の印象法3つです

アルジネート印象法

健康保険の入れ歯の印象 アルジネートという材料で型どりします。
健康保険の差し歯を作ったりするときの材料と同じです。
極端にいうと、型を取るだけ。口を動かしたときとか、歯茎の変形とかは
全く考慮に入れません。
(それでも、この型を取るのもかなり難しいいですし、この型を取れなければ、
この先の工程も上手く出来ません)

筋形成・シリコン印象法

一般的に健康保険外で作るときの型の取り方
アルジネート印象で作った模型から、患者さん専用の型どりのトレーを作ります。
トレーを使って、筋形成といって、口を動かしたときの歯茎の縁の部分を型どりします。
コンパウンド(今は違う材料を使ったりもします)、シリコンを使います。

アルタードキャストテクニック

いき歯科での健康保険外の入れ歯の型の取り方
アルタードキャストテクニックといいます。
筋形成、シリコンで型を取ったものから、入れ歯のフレームを作り
更に実際に噛んだり、口を動かしてもらいながら型を取る方法
印象用のワックス(オレンジの部分)を使います(残念ながら販売中止になってます)

それぞれ別の材料を使った型の取り方ですが、
全ての基本は、アルジネート印象法です。
筋形成・シリコン印象法にしても、
アルタードキャストテクニックを使った印象法でも、
アルジネート印象で採れた型の応用編なので、
アルジネート印象できちんとした型が取れるということが必須になります。

日本で作られている入れ歯は、ほとんどアルジネート印象です。
(健康保険で作られている入れ歯が殆どだから)
入れ歯が合わないと思われている原因は
アルジネート印象だからという訳ではなく、
最も基本的な型どりの方法のアルジネート印象法ですら、
きちんとした入れ歯を作ることが可能な型を取ることが、
それだけ難しいからです。

入れ歯は身近な治療になりますが、
専門的な知識や技術が(+経験)、かなり必要な治療です。

執筆者情報

院長 壹岐 俊之
院長

壹岐 俊之IKI TOSHIYUKI

当院では、
「いつまでも健康でいてほしい」
「毎日おいしく食事を楽しんでほしい」
と願いながら、日々の診療に取り組んでいます。

「食べる」という機能は、食べているからこそ機能し続けるものです。
たとえ⻭を1本失っただけでも、実は「食べる」機能は低下していきます。

複数の⻭がなくなっても、きちんとした入れ⻭を作れば、入れ⻭でどんなものでもほぼ食べることはできます。しかし、所詮「義⻭・ぎば」であり、食べやすさ、感じる美味しさ等は、当然自分の⻭で食べることよりも劣ります。
また動物は、⻭がなくなると食べ物を食べることができません。さらには外敵からも身を守ることができません。つまり⻭がなくなる事=死を意味します

だからこそ、自分の⻭を大事にして、自分の⻭で美味しく食事をして、いつまでも元気でいてもらいたいと考えております。(入れ⻭が専門だからこそ、たくさん入れ⻭を作ってきたからこそ、特に自分の⻭で食べることの大事さを実感します)

「食べる」機能を決して侮らないでください。「食べる」ことをおろそかにしないでください。一度低下した機能を元に戻すのは、とても大変です。
虫⻭や⻭周病を事前に防ぎ、自分の⻭で食べ物をおいしく食べて、毎日健康でイキイキとした人生を送ってください。
お口に関するお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

  • 略歴

    1997
    日本大学⻭学部 卒業
    2001
    日本大学大学院博士課程 卒業(⻭科補綴)
    日本大学⻭学部助 手(局部床義⻭科)
    2001
    いき⻭科医院 開院
  • 所属学会・資格・役職

    • ⻭科医師
    • ⻭学博士
    • 日本歯科専門医機構認定 補綴歯科専門医
    • 日本顕微鏡歯科学会 認定医
    • SCMD臨床顕微鏡⻭科研究会 所属
    • 日本大学歯学部兼任講師
    • 練馬区立豊玉第四保育園 園医
    • Nicot 練馬 園医
    • 練馬区役所練馬つつじ⻭科診療所 協力医
    • 東京都立心身障害者口腔保健センター 協力医