BLOG ブログ

カテゴリー:

院長ブログ

下顎の入れ歯の型どり

下顎の入れ歯(奥歯のない入れ歯、部分入れ歯、総入れ歯にかかわらず)
を作る工程で、最初の関門は型どりです。

上顎の入れ歯の型どりと違い、
下顎の入れ歯の型は、
舌の形態、
舌の動きと、
それに伴う口の中の形態の変化を考える必要があります。

簡単に言うと、舌の奥の付け根の部分の型を取る必要があり、
型が採れていなければ、まともな入れ歯は作れません。

そして、この型が採れていなければ、
その先の工程をいくら頑張っても、まったく意味がありません
っていうくらい大事な型どりになります。
けれど、この舌の付け根の部分の型を採ることは、
とても・とても・とても難しく、
残念なことに、その型を採れていない状態で作った入れ歯が殆どです。
(入れ歯の形を見ることで、型が採れているかは分かります)

舌の付け根の部分の型が採れている印象は、この下の写真ような形になります。
(黄色の丸の部分が下の付け根の部分です)

どんな型どりでも、部分入れ歯でも、総入れ歯でも同じようになります。

この型はダイナミック印象という型どりです

この型はオルタードキャストテクニックという型どりです

入れ歯は、皆さんが思っている以上に専門的な治療になります。
どこで作っても、誰が作っても同じというわけではありません。
入れ歯でお困りの方は、
入れ歯の専門の先生に相談することをお勧めします。

日本補綴学会専門医(入れ歯・差し歯)
日本顕微鏡学会認定医(マイクロスコープ)
歯学博士
いき歯科医院 壹岐俊之

執筆者情報

院長 壹岐 俊之
院長

壹岐 俊之IKI TOSHIYUKI

当院では、
「いつまでも健康でいてほしい」
「毎日おいしく食事を楽しんでほしい」
と願いながら、日々の診療に取り組んでいます。

「食べる」という機能は、食べているからこそ機能し続けるものです。
たとえ⻭を1本失っただけでも、実は「食べる」機能は低下していきます。

複数の⻭がなくなっても、きちんとした入れ⻭を作れば、入れ⻭でどんなものでもほぼ食べることはできます。しかし、所詮「義⻭・ぎば」であり、食べやすさ、感じる美味しさ等は、当然自分の⻭で食べることよりも劣ります。
また動物は、⻭がなくなると食べ物を食べることができません。さらには外敵からも身を守ることができません。つまり⻭がなくなる事=死を意味します

だからこそ、自分の⻭を大事にして、自分の⻭で美味しく食事をして、いつまでも元気でいてもらいたいと考えております。(入れ⻭が専門だからこそ、たくさん入れ⻭を作ってきたからこそ、特に自分の⻭で食べることの大事さを実感します)

「食べる」機能を決して侮らないでください。「食べる」ことをおろそかにしないでください。一度低下した機能を元に戻すのは、とても大変です。
虫⻭や⻭周病を事前に防ぎ、自分の⻭で食べ物をおいしく食べて、毎日健康でイキイキとした人生を送ってください。
お口に関するお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

  • 略歴

    1997
    日本大学⻭学部 卒業
    2001
    日本大学大学院博士課程 卒業(⻭科補綴)
    日本大学⻭学部助 手(局部床義⻭科)
    2001
    いき⻭科医院 開院
  • 所属学会・資格・役職

    • ⻭科医師
    • ⻭学博士
    • 日本歯科専門医機構認定 補綴歯科専門医
    • 日本顕微鏡歯科学会 認定医
    • 日本大学歯学部兼任講師
    • SCMD臨床顕微鏡⻭科研究会 所属
    • 練馬区立豊玉第四保育園 園医
    • Nicot 練馬 園医
    • 練馬区役所練馬つつじ⻭科診療所 協力医
    • 東京都立心身障害者口腔保健センター 協力医

ページトップへ