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院長ブログ
汚れのつき具合が違います
![](https://ikishika.com/wp-content/uploads/2023/11/M3201992-1024x768.jpg)
左上の歯を舌側から見た写真です。
一番左側が、一番奥の歯
右に連れて、前歯の方になります。
歯茎の縁にプラークがついています。
![](https://ikishika.com/wp-content/uploads/2023/11/M3201999-1024x768.jpg)
プラークを染め出してみます。
歯茎の縁を、青く染色します。
![](https://ikishika.com/wp-content/uploads/2023/11/M3202000-1024x768.jpg)
水で流した後。。。。
奥歯のところだけ(一番左)青く染まっていません。
それ以外の歯は、歯茎の部分青く染まっています。
青く染まっているところは、
プラークのついているところです。
![](https://ikishika.com/wp-content/uploads/2023/11/M3201996-1024x768.jpg)
拡大すると、
奥の歯の歯茎の周りには、何もついていなく
手前の歯には、プラークがたくさんついています。
普通は歯ブラシをすると、手前の歯がきれいで、奥に行くにつれて汚れが残りやすいです。
この写真は逆で、奥の歯がきれいで、手前になるほど汚れがついています。
実は、この一番奥歯、
ジルコニアという材質で被せて治した歯です。
いわゆる差し歯です。(健康保険外の治療です)
差し歯で治療する上で大事なことの一つに、
汚れのつきにくい材料を使って、汚れがつきにくいように治すことがあります。
汚れのつきにくい材料で、適切な形態、精密な適合の差し歯を作ることで、
自分の歯よりも、綺麗な状態を保つことも可能です。
審美的にきれいな歯に治すことも大事な要素ですが、
汚れをつきにくくする歯に治すことは、
もっと重要な要素になります。
歯を長持ちさせる要因の一つになります。
治した差し歯が、すぐ虫歯になってしまう等で
お悩みの方は、こんな治し方もあります。